Jerry Frissen

Jerry Frissen

1964年、ベルギーのブリュッセル生まれ。本名ティエリ・フリッセン。

ベルギーでグラフィック・アートを学んだのち、2000年にアメリカのカリフォルニアに移住。プロレスラー、ドラッグレースのドライバー、書店経営者、作家と、職を転々としたのち、2003年にユマノイドの社長ファブリス・ギーガーと出会う。ファブリス・ギーガーは彼に雑誌『メタル・ユルラン』用にいくつかの短編の原作を描くよう依頼し、さらにはアメリカで出版されるユマノイドの単行本のデザインを任せる。

2004年、彼の原作者としての処女作『世界を食べたゾンビたちLes Zombies qui ont mangé le monde』の第1巻「悪臭Une odeur épouvantable」(作画:ガイ・デイヴィス)の単行本が出版される。

2006年、彼は数人の作家たちとともに、まったく新しい世界観“ルチャリブレ"を世に問う。彼らは大ファンだったメキシコ流プロレスの世界を、色彩豊かに、楽しく、騒々しく、パロディ精神をもって描いてみせた。ジェリー・フリッセンは現在、カリフォルニアのフランクリンヒルズで妻と2人の子供と一緒に幸せな生活を送っている。

Bibliographie