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『アンカル』新装版、12月18日発売!

2015年12月18日金曜日

皆さま、たいへん長らくお待たせいたしました! しばらく発売延期になっていたホドロフスキー作、メビウス画、SFバンド・デシネの金字塔『アンカル』新装版がついに12月18日(金)に発売です!

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1970年代半ば、ホドロフスキーとメビウスは、フランク・ハーバートの小説『デューン』の映画化企画に関わっていました。しかし、おそらく映画の歴史を変えたであろうその一大プロジェクトは、結局は頓挫し、二人は失意に打ちひしがれます。その辺りの事情をフランク・パヴィッチの映画『ホドロフスキーのDUNE』でご覧になった方も多いことでしょう。

映画『デューン』を諦めざるをえなくなったホドロフス キーとメビウスは、次の戦いの場所をバンド・デシネに求めます。まずできあがったのが『猫の目』、それに続いたのがこの『アンカル』です。物語の主人公こそさえないR級探偵ジョン・ディフールですが、後半、彼が宇宙を救うさまは、ホドロフスキー版『デューン』そのもの。そう、『アンカル』とは『デューン』の夢に破れたホドロフスキー&メビウスのリベンジに他ならないのです! ホドロフスキーファン、SFファンの皆さん、決して見ることができないホドロフスキー版『デューン』に思いを馳せつつ、『アンカル』を読んでみてください!

もちろん作画担当のメビウスの存在も忘れてはなりません。1960年代にジャン・ジロー名義で描いた『ブルーベリー』と1970年代半ば以降のSF短編 で広く知られていたメビウスですが、彼が世界的名声を獲得したのはこの『アンカル』を通じてでした。メビウスはその圧倒的画力で有名ですが、それはさまざまな表現技法を学んでいくことで獲得されたものです。彼の絵の変容の軌跡はほぼ10年間に及んだこの『アンカル』を読むことで辿ることができます。メビウスの圧倒的画力を満喫してください!
しかもこの新装版では、『アンカル』に隠されたさまざまな謎を解き明かした「アンカルの謎」を収録! ファン必携の完全版となっています!

『デューン』で手を組むはずだったホドロフスキーとメビウスが、舞台をバンド・デシネに変えて手を組んだ『アンカル』。バンド・デシネのみならぬ、世界のマンガの大傑作をぜひお見逃しなく!

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奇才ホドロフスキーと天才メビウスが結びつき、生まれた衝撃のスペースサーガ!

世界中のクリエイターを陶酔させ続ける伝説のフランスコミック
謎多き本編を紐解く解説集『アンカルの謎』を併録し、再起動!

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THE INCAL (『アンカル』)

作:Alexandro JODOROWSKY(アレハンドロ・ホドロフスキー)

画:MOEBIUS(メビウス)

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これを読まずしてSFは語れない。カルトの帝王アレハンドロ・ホドロフスキーとBD界の天才画家メビウスによる壮大なスペース・オペラ『アンカル』。
ウイスキーと人造娼婦とドラッグをこよなく愛するR級探偵ジョン・ディフールの日常は、謎の生命体"アンカル"を手に入れた日から一変する。クローン手術を繰り返す大統領、ミュータント、異星人、化学兵器、階級間の争い、陰謀……ジョンの行く先にはさまざまな試練が待っている。宇宙と人類の運命を懸けた果てしない大冒険の先に、ジョンが見たものとは?アンカルとは何なのか?人はどこから来て、どこへ行くのか?

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ホドロフスキーの哲学とメビウスのアートが生み出した、世界的ベストセラー!