Alexandro Jodorowsky

Alexandro Jodorowsky

1929年2月17日、チリ生まれ。1960年代半ば頃まで演劇に力を注いだ後、1968年『ファンド・アンド・リス』で映画監督としてデビュー。『エル・トポ』(1970年)、『ホーリー・マウンテン』(1973年)で不動の地位を築く。映画監督以外に俳優、タロット研究者、作家、サイコマジシャンなどとしても知られている。1975年、映画『デューン』の制作過程でメビウスと出会う。『デューン』は結局未完に終わるが、ホドロフスキーはその後、バンド・デシネに主な活躍の場を移し、『猫の目』(メビウス画)、『アンカル』(メビウス画)を皮切りに、さまざまな作品を発表していく。その他の邦訳に『メタ・バロンの一族』(フアン・ヒメネス画)と『天使の爪』(メビウス画)がある。ゾラン・ジャニエトフ画、フレッド・ベルトラン彩色の『テクノプリースト』は『アンカル』ワールドに属する作品。伝説の映画『デューン』の顛末を描いたフランク・パヴィッチのドキュメンタリー映画『ホドロフスキーのDUNE』が2014年6月に、ホドロフスキー自身の23年ぶりの新作映画『リアリティのダンス』が7月にそれぞれ公開される。

Bibliographie